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(無題)

 投稿者:ななす  投稿日:2005年 8月18日(木)15時37分25秒
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  計測震度は、震度計内部で以下のようなディジタル処理によって計算されます。

1、ディジタル加速度記録3成分(水平動2成分、上下動1成分)のそれぞれに、フーリエ変換・フィルター処理・逆フーリエ変換の手順で、以下に示す特性のフィルターを掛ける。
2、得られたフィルター処理済みの記録3成分から、ベクトル波形を合成する。
3、ベクトル波形の絶対値がある値a以上となる時間の合計を計算したとき、これがちょうど 0.3秒となるようなaを求める。
4、このaから I=2 log a+0.94 により計測震度Iを計算する。

計測震度の計算で使われているフィルター処理は、周波数0.5-10Hzの範囲で地震動の加速度と速度の中間の波形を求めていることに相当します。つまり、両対数のグラフ上で見ると、このフィルターの特性曲線の傾きが上の周波数範囲で-1/2となっています。
また、1.0Hzで倍率が1となるよう定数が選ばれています。また、フィルターの式は、以下の3つの部分からなります。
1、SQRT(1/F)
2、1/SQRT(1+0.694*X**2+0.241*X**4+0.0557*X**6+0.009664*X**8+0.00134*X**10+0.000155*X**12)
3、SQRT(1-EXP(-(F/0.5)**3))

ここで、Fは周波数(Hz)、XはF/10です。1は上で述べた加速度と速度の中間の特徴を表すフィルター、2はハイカットフィルター、3はローカットフィルターです。
従来から用いられてきた、最大加速度を震度に換算するいわゆる河角の式との違いは、加速度記録に低周波数側を強調する上記のようなフィルターを施したうえ、最大値そのものではなく0.3秒以上継続する値を使う点です。
以上のことから、単純に河角の式から逆算し、各震度階級の加速度の値を求めることは出来ません。
 

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